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- 漫画で見る遠野
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2018.10.17 Wednesday
こんにちは。
緑のふるさと協力隊の岡田です。
もともと私は漫画が大好きで、遠野に来てからもちょこちょこ読み進めています。
そんな中、せっかくなので遠野を題材にした漫画を2冊ほど読んでみました。
まずは、ゲゲゲの鬼太郎で有名な水木しげるによる、『水木しげるの遠野物語』です。
これは、協力隊着任挨拶時に遠野市長より頂いたものです。
なかなか遠野物語の本に手を伸ばせずにいたのですが、ようやく触れることができました!
そこそこ分量があるのですが、とても読みやすく、一日でさらっと読み終えてしまいました。
さすが妖怪好きの水木しげるさん!と言わんばかりの内容で、遠野愛にあふれていました。
登場人物の語り口調も、こちらの言葉が忠実に再現されており、こんな感じこんな感じと脳内再生しながら楽しめました。
遠野物語に興味はあるけど本はちょっと…という方におすすめです。もちろん、妖怪好きの方にも!
作中の遠野紹介コラムで、「駆け足で見て回り、駆け足でご紹介した遠野ですが、極論すると個々のポイントというより、この静かな盆地全体に漂う静かさと香気のようなものに、まずは魅了されてしまった気がします。」と水木しげる先生が語っており、そうそう、そうなんだよ!と思わず頷きました。
私も同じような感覚を抱いていたのです。うまく言葉にできなかったけれど。
遠野のここが良い!とズバリ言うのは難しく、全体に広がる雰囲気・空気感といったところに自分も良さを感じています。
お次は、『座敷童子の代理人』という漫画です。
原作は小説で、その漫画版のようです。
久しぶりに本屋へ立ち寄ったとき、「遠野」というワードが目に入り、買ってみました。
ざっくり要約すると、売れない若き妖怪小説家が、ネタ探しを兼ねて妖怪伝説の本場である遠野に訪れ、次々と奇妙な出来事に巻き込まれていく…といった内容でした。
絵柄が好みということもあって購入しましたが、きれいなイラストで見やすかったです。
座敷童子くんがかわいいです。
作中、遠野での会話がすべて標準語になっている点は気になりましたが…
続きが気になるので次巻も買ってみようと思います。
もしご興味のある方は、ご連絡頂ければ貸し出します!
どうぞお気軽に^^
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- Comment
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- 深まりゆく秋、読書もいいですね。
遠野物語を漫画で読む、手もあったんだ。
座敷童子のお話も有名ですね。
おばあちゃんももう一度遠野物語に挑戦しょうかなぁ
私は、柳田国男の文庫本探します。 - おおさかのおばあちゃん, 2018/10/17 5:25 PM
- 漫画と遠野と言えば藤田和日郎の「うしおととら」遠野に特化してないけど漫画では遠野が妖怪の東の総本山、西の総本山は宮崎の高千穂。藤田氏の漫画には遠野駅前のカッパ交番も出てきますよ
- ラッパ隊のオヤジ, 2018/10/17 9:09 PM
- 深まりゆく秋、読書もいいですね。