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- 3月も今日で終わり
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2011.03.31 Thursday
今日で、3月も終わり。
3月11日の大地震は、私も含め多くの方が予想外の出来事であったと思います。
さて、本来なら年度末、決算期といった時期なのですが
この地震のおかげで、そのような雰囲気は一掃されてしまった感があるような気がします。
でも、みなさんの被災地の思いが決算(=復興)を迎えるのは、まだ先かもしれませんが、皆さんの思いは日々受け取っています。
今日も多くの支援物資をいただきました。
また、明日も多くの物資が届くようです。
心から感謝申し上げます。
ところで藩士は変わりますが、今の被災者の心境とすれば、落ち着いて生活のできる環境に移りたいと思っているのではないかと思います。
昨日の「リトルばあば」さんのコメントにあるように、遠野にも300名を超える方が市内の親戚などを頼って来ています。
しかしながら、不動産物件数はいまだ芳しくない状況にあります。
市内の不動産会社にも照会していますが、すでに多くの被災者の方にわたり、新規の物件はなかなか見つかりません。
なんとか、1つでも多くの物件が手に入るよう、様々な情報網を使っていきたいと思っているところですが、もし、不動産情報をお持ちの方、ぜひご一報を頂ければと思います。
少しでも多くの希望者のために役立てていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
- 不動産がピンチ!
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2011.03.30 Wednesday
大地震から20日目
もう20日も経ちました。
災害対応に右往左往しているうちにあっという間に過ぎた感があります。
さて、被災者の避難生活ももう3週間になるところ
避難者の中には、被災地から離れて暮らそうと考えている方からの問い合わせがかなり多くなっています。
本当ならば、そういった声にすべて答えたいと言いたいところですが・・・
実は、市内の物件が極端に少なくなっています。
で・くらす遠野の物件だけでなく、市内の不動産会社の保有物件自体が減っています。
特にも賃貸物件は、ほとんどない状態になっています。
もしあったとしても、即入居はできない物件
つまり、リフォームが必要な物件なのです。
売買物件は若干ありますが
いずれにしても、
不動産取引にできる物件が少ないことには変わりありません。
現在、追加で対応できる物件は探しています。
移住希望者にもご不便をおかけしますが、
このようなご事情ご理解ください。
今後、物件が増えていくよう努力していきますゆえに・・・
- 釜石線が運行開始
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2011.03.29 Tuesday
地震が発生してから、19日目
ちょっと明るいニュースです。
花巻・遠野・釜石を結ぶ在来線
「釜石線」
昨晩から運行が再開しました。
再開したといっても、花巻〜遠野間だけですが・・・
遠野〜釜石間は現在も代行バスが走っています。
詳しいことは、こちらをご覧ください。
JR東日本盛岡支社ホームページ
http://www.jr-morioka.com/news/
ガソリン事情が厳しい中、交通機関の回復は
本当に嬉しい限りです。
- 地震被害と福寿草
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2011.03.27 Sunday東北関東大震災被害(東日本大震災)から半月(16日)が過ぎ被災地では、今だ多くの行方不明者の捜索や、避難者の世話や復興活動に大変な状況です。
全国各地から物資の支援があり被災地への搬送等(自衛隊を始め、各地からボランテア)多くの方々により支援活動中です。
遠野市では、震度5強の地震に見舞われ、屋根瓦や外壁の崩壊、水道の漏水色々な被害、中でも市役所庁舎の南側の鉄筋柱が折れ曲がり、危険な状態にあり業務は出来ず、他の施設に分散(移る)せざるを得ない状況の様です。
又、隣接の釜石市、大槌町、陸前高田市、大船渡市の市街地等は壊滅状態の状況から、遠野市を被災地の後方支援基地として(自衛隊を始め報道機関や色々な支援期間団体が入り)、又、市職員全員と市民の皆さん応援を受け、救援作業に当たっています。
遠野への避難者は89人、縁故で個人宅等貸家へ109軒319人も入ってるようです。物資の搬送作業、食事提供は休まずに続けています。毎日が寒く朝は氷点下です。
以下、その状況(写真)と又、一方日当たりの土手には春の様子も窺え、福寿草が咲いていました。
市役所南側(裏側)の鉄筋コンクりート柱(支柱)折れ曲がり、復旧不能と言う
状態の様です。
稲荷下の屋内運動場に搬入された被災者救援用物資(米、水、ラーメン、
ミルク、トイレットペーパー、毛布類等色々であるが、下着類や長くつ、石鹸等
出し汁の元等が不足又、まだまだ、ガソリン、石油が不足で寒さ対策と捜査や
移動活動が出来なく困っているようです 。
昨夜も小雪が降り、氷点下5℃と寒かった、花も萎れ係のが日差しを浴び
元気に美しく開くでしょう。
以上、 写真提供 早池峰山岳会
- 負けない!負けるな!
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2011.03.26 Saturday地震が発生し、16日目。
岩手県遠野市は徐々に落ち着きを見せてきました。
ガソリンスタンドの長い列は先週に比べると、半分ぐらいの長さになりました。
さて、ブログを読まれている方はご存知かと思いますが、私たちが仕事をする遠野市役所も、一番大きな本館が地震で使用できなくなりました。
その本館に、こんな横断幕を作りました。
「震災に負けない! ~おもいやりの絆を被災地へ届けよう~」
岩手県沿岸の被災地を微力ながら何とかして支援しようと、出来ることから取り組んでいます。
・市外避難所への炊き出し
・職員と市内ボランティアが一緒になっての被災地での支援活動
・被災地から遠野の日帰り入浴施設までの送迎と入浴サービス など
遠野市内の皆さんも、生活は大変です。
しかし、歴史的なつながりが強い釜石や大槌などの被災地の皆さんは、もっと苦労しています。
こんな横断幕を作ったところで、被災地の皆さんの生活が劇的に良くなるというものではないかもしれません。
避難所生活で肉体的には限界にきている方もいるかもしれません。
大きな悲しみで打ちひしがれている方もいるかもしれません。
ですが、せめて気持ちだけは切れないようにと作りました。
私達は震災に負けない!
そして被災地の皆さん、絶対震災に負けるな!
そんな小さな思いが全国から集まり、「おもいやり」となり被災地へ届いて欲しい。
独りよがりの勝手な想いかもしれませんが、そう思います。
「頑張れ」とは言いません。
私達は負けない!みんなも負けるな!
震災に負けない!震災に負けるな!
- 野菜が食べたい
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2011.03.24 Thursday
皆さん、今日で大地震が発生してから2週間
被災地の避難生活も長期化の様相を見せてきています。
また、福島の原発事故により福島県の農作物が出荷規制になるなど、被害は日を追うごとに深刻になって来ているように感じます。
さて、各被災地の避難民から
「野菜をしばらく食べていない。」
「野菜が食べたい」
という声を上がるようになりました。
被災後直後は、非常食やおにぎりで何とか耐えてきました。
しかし、ずっとこの食事ではつらいのが本音でしょう。
飽きてきたというのもあるとは思いますが、
体自身が野菜などを欲しているのではないかと思います。
しかしながら、今時期は野菜が少ない端境期。
ましては、関東近隣や福島原発の影響もあり
より野菜が入手しにくい現状があります。
また、中途半端な量では避難民全員には行き届きません。
しかも、生ものなので、多すぎないようにしなければなりません。
野菜を届けたい
でも、なかなかそれに結びつかない
歯がゆい気持ちになります。
PS 遠野出身さん
温まるコメントありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
- 心温まるメールの数々
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2011.03.22 Tuesday
震災が発災してから、12日目
状況は、状況は日々落ち着きあるものの
被災地の避難生活は、いまだ続いています。
さて、わたくしの話に変わります。
私の住む遠野市は、地震の被害は、
最も大きいのが実は
市役所庁舎
危険な建物として、解体することがほぼ決まりました。
残念ですが、倒壊してしまうと周辺への住宅へ2次被害のもとになってしまいます。
しかたがないことです。
なお、幸い私の自宅は無事でした。
震災発災後、
多くの皆様から多くのメールをいただきました。
「大丈夫か?」
「元気か?」
そんな、短いものもありましたが、私にとって心温まるものでした。
また、私が被災地の後方支援活動に携わっていることを聞くと
「体大丈夫か?」
「無理するなよ」
気遣ってくれるメールが多数届きました。
そして、いずれのメールに感謝の返事をすると
「連絡してくれてありがとう」
「頑張って」
そんなメールが届きます。
被災地で活動していると、悲惨な現状、被災者の心痛
に多く触れます。
そんな私の心を温かくし、励ましてくれます。
「私は決して1人じゃない」
今度は、この気持ちをより多くの被災者の皆さんに届ければと思っています。
- 津波の爪痕part2
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2011.03.20 Sunday
東北地方太平洋沖地震が発生してから10日
石巻では奇跡的に救助された方もいたと聞いています。
しかしながら、その一方で
約2万人の死者行方不明者がいることも事実です。
私は、この10日間のうち8日間沿岸地域へ物資の
搬送の対応に携わりました。
テレビやラジオの報道を見るより、現地で自分の目に
焼きついた映像は生々しく、被災されたどの町も、
今まで活気のあった街並みが失われ、まるで戦争後
の焼け野原の現状のようでした。
このことは決して、生涯忘れることのできないものだ
と思っています。
現在、支援物資の状況はこの前書いたブログの状況
よりは改善しつつあります。
ただ、その代り被災地において必要となる物資は、
日々刻々と変わっているのも現状です。
強いて現時点で、欲しい物資は、「ハブラシ」「歯磨き粉」
そして「下着」といったところでしょうか。
もちろん下着は新品でお願いしたいと思います
もし、支援物資に悩まれたときは、今後の復興のために
各団体が行っている義援金への協力をお願いします。
復興には、10年近い期間がかかるものと思われます。
<私の推測ですが>
そういった意味でも、義援金への協力をお願いします。
- 津波の爪痕をまざまざと
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2011.03.15 Tuesday
東日本大地震が発生してから5日目
徐々に、被害の全容が明らかになってきつつあります。
しかし、いまだに情報はなかなかうまく取れず
まだm、わからない部分も多くあります。
その中、私は今日
津波の被災地の一つ
大槌町に後方支援物資を届けに行ってきました。
現地対策本部近くの中央公民館についた瞬間に目に飛び込んできた
この景色
豊かな漁村の町並みは
津波の被害で一遍していました。
大槌町の避難住民は、約6000人。
まだライフラインも回復せず。
安否確認もなかなか進まないとのこと。
今回の津波被害の恐ろしさ、深刻さを痛感しました。
みなさん、被災地では燃料や医薬品・粉ミルク等が足りていません。
遠野市では、被災地の大槌町・釜石市に向けて、届けております。
もし、そういったものを現地に届けたいと思う方は、
遠野市災害対策本部へ送っていただければと思います。
よろしくお願いします。